10月9日(日)、文化交流館小ホールで、全4回のうち第3回めの「なちゅらる寄席」を開催しました。
今回お招きしたのは真打・柳家小八師匠。
本題の噺に入る前から、昔話を題材にした多彩な小話で盛り上げていただきました。
新型コロナウイルスも、県内では今月4日に医療警報が解除され、制限のない中大勢の方に当日券をお求めいただき、約80名のご来場となりました。
小八師匠は三題の噺を披露していただきました。
一題目は「牛ほめ」。世間とずれた言動を繰り返す与太郎さんのお話です。
二題目は「小言念仏」演題どおり、さまざまな小言を交えながらお教を唱えるさまをコミカルに演じられました。
そして三題目は「妾馬(めかうま)」。妹がお世継ぎを生んだことから、お殿様にお目見えすることになった町人の噺でした。
ご来場の皆さんからも「楽しかった」「いっぱい笑った」と高い評価を頂いた今回の独演会。
三連休の中日だったおかげか、近隣のみならず、山梨県や神奈川県といった首都圏からおいでの方もいらっしゃいました。
楽しいひと時をくださった小八師匠、そしてご来場の皆様、誠にありがとうございました。
真打の師匠の話芸をワンコイン500円でお楽しみいただけるこの「なちゅらる寄席」。
ご好評いただいたシリーズも、次回が今年度最終回です。
最終回は12月18日(日)、第一回にご登場いただいた三遊亭ときん師匠を再びお迎えします。お楽しみに!