6月10日(土)、文化交流館小ホールで、本年度最初の自主事業「なちゅらる寄席」を開催しました。
今回ご登場いただいたのは、昨年度のなちゅらる寄席でお馴染みの三遊亭ときん師匠。
師匠のお出ましを心待ちにしていた方も多かったのか、今までのなちゅらる寄席で最多、100人近いお客様においでいただきました。
本日の一題目は「ちりとてちん」。
何でも知ったかぶりをする男に一泡吹かせようと、旦那は一計を案じて……というお噺です。
朝の連続テレビ小説のタイトルにもなり、名前は聞いたことがあっても、内容を通して聞いたことはない方もいらっしゃったのではないでしょうか。
ときん師匠の絶妙な仕草も相まって、会場からは何度も笑い声が上がりました。
二題目は「不動坊」。
急に縁談がまとまった男が浮かれるあまり長屋の仲間の悪口を言ってしまい、仲間たちは仕返しを企てて……というお噺。
何人もの登場人物を様々な動きを交えながら巧みに演じ分け、お客様も盛り上がりました。
二題のお噺に加え、余興として楽しい踊りも披露してくださったときん師匠。
終了後には、お客様と言葉をかわす一幕もありました。
ときん師匠、今回も楽しいひと時をありがとうございました!
なちゅらる寄席は今年度も全4回を予定しており、次回は7月15日(土)に立川晴の輔師匠をお迎えします。
ときん師匠も来年1月20日、初笑いなちゅらる寄席で再登場の予定です。どうぞお楽しみに。