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 K.テンペスト2017 飯山公演開催いたしました。 
 特設された会場はいつものホールがどうだったかを忘れるくらい、別世界に変わりました。 
 暗幕で囲まれた会場に足を踏み入れると、日常と切り離された空間が広がります。 
 下の写真、どれが役者でお客様なのか見分けがつきますでしょうか。 
 K.テンペスト2017では、役者の演じる舞台と同じエリアにお客様の席が設けられます。 
 飯山公演でも他の会場と同様、役者とお客様の区別がつかないほど密接した空間で 
 ご覧いただきました。 
 お客様の感想には、 
 「このようなセッティングの中で劇を観るのは初めてでしたが、皆さんの息づかいが聴こえて、すばらしかったです。」(50代男性) 
 「想像力を働かす劇の鑑賞でした。楽しかった。エネルギーを感じた」(70代女性) 
 「自分も一緒に森の中にいるような気持ちになってみることができました。」(10代女性) 
 などの言葉があり、拝読しながらもう一度公演に思いを馳せました。 
 森の中にいるような、、、というのはファーディナンドがプロスペローの言いつけどおり 
 丸太運びをしているシーンかしら。。。 
 この方が観ていた森の緑はどんな色だったろう。。。と。 
 皆さんと同じ時間、同じ空気を共有できたことを幸福に感じます。 
 公演のご観覧、事前のワークショップと翻訳家の松岡先生の講演のご参加、 
 誠にありがとうございました。 
 これからも皆さんの身近にホールや演劇がありますように。 
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