大阪市・飯山市市民交流姉妹都市企画 日本古楽アカデミー.バロック音楽飯山公演を開催しました

11月6日(日)、文化交流館小ホールで、「大阪市・飯山市市民交流姉妹都市企画 日本古楽アカデミー.バロック音楽飯山公演『落語でひも解くクラシック』」を開催しました。

日本古楽アカデミー.の皆さんと桂花團治さん日本古楽アカデミー.の皆さんと桂花團治さん

 

まずは桂花團治さんによる解説と落語から公演は始まります。

チェンバロを紹介する花團治さん古楽器「チェンバロ」を紹介する花團治さん。上方落語の特徴「見台」「膝隠」があります。

当地飯山にまつわる話題を皮切りに、上方落語の特徴の紹介、そして音楽とも通じるところのあるリズミカルな口上が特徴の噺「ガマの油」を披露していただきました。

休憩をはさみ、装いを改めた花團治さんが再登場。今回の公演の特徴、落語の話術を活かしたクラシック解説です。

花團治さんのクラシック解説花團治さんのクラシック解説

予備知識がわかりやすく入ったところでいよいよ演奏開始。

ヘンデル・バッハ日本古楽アカデミー.の皆さん登場

要所要所で花團治さんの楽しい解説が入り、お客さんからも笑いが。ご出演の皆さんも楽しそうに演奏してくださいます。

リコーダー演奏リコーダーが加わります

続くテレマンの楽曲では演奏にリコーダーが加わりました。
リコーダーといえば学校の音楽の授業でもおなじみの楽器ですが、一流の奏者による音色に、お客様からは「リコーダーの認識がかわった」「あんなにステキとは知らなかった」など、驚きと称賛の声が寄せられました。

アンコール勢揃いでアンコール

そして最後のアンコールは、地元飯山ゆかりの高野辰之先生作詞の唱歌「もみじ」「故郷」。おなじみの歌も古楽器での演奏はやはり一味違いました。

ご出演の皆さんご出演の皆さん

上方落語&バロック音楽・異色のコラボ第二段の本公演。軽妙な話術と重厚な演奏の組み合わせに、お客さんからは「楽しかった」という感想と「感動した」という声がともに寄せられました。

平成28年、より幅広い市民交流へ拡充すべく、「大阪市・飯山市 市民交流姉妹都市」となって以来、コロナ禍による中断をはさみながらも4回めとなったこの交流企画。昭和49年に「スポーツ交流スキー姉妹都市宣言」を取り交わしてから、大阪・飯山両市の交流は間もなく50年になろうとしています。両市の交流をより深める機会になったのではないかと思います。

ご来場のお客さんからも「今後もお願いしたい」「つづけて下さい」「末長く交流が続いて行けますよう、お願いしたい」などのメッセージをいただきました。
今後のよりよい交流のため、文化交流館では今後の企画を検討しています。ご意見・ご要望をお寄せください。