11月27日(日)、文化交流館大ホールにて、「第4回いいやま音楽祭〜オーケストラと合唱・オペラアリアの饗宴〜」を開催しました。
今年の音楽祭は、県民芸術祭2022に参加する「県民コンサート」として、長野市交響楽団・プロの独唱者とともに開催。新型コロナウイルス感染症の影響で令和2年度には中止、昨年度は合唱見合わせを余儀なくされてきましたが、久しぶりに市民公募合唱団による合唱が披露されました。
4月から半年以上をかけて打ち合わせや準備を進めてきたこの音楽祭、おかげさまでチケットも完売となり、当日は満席のお客様をお迎えすることができました。
入場待ちの列もできました
音楽祭の第1部は「オペラアリアの饗宴」として、長野市交響楽団・プロのソリストによる各国のオペラアリアが披露されました。
徳武雪子さんによる「ロジーナのアリア『今の歌声は』」(G.ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」より)
山﨑岩男さんによる「おお、リスボンよ」(G.ドニゼッティ「ドン・セバスティアン」より)
奥野恵子さんによる「ママも知るとおり」(P.マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より)
上原正敏さんによる「ホセのアリア『花の歌〜お前が投げたこの花は〜』」(G.ビゼー「カルメン」より)
第2部では、「フルオーケストラと合唱で現代によみがえる『中山晋平の世界』」と題し、岩河智子氏編作曲による歌の数々をいいやま音楽祭合唱団が演奏しました。
新型コロナウイルス感染症がまたも拡大しているなか、合唱団もマスク着用での歌唱となりましたが、実はこのマスク、信州大学繊維学部が開発した特別品。歌やブレスを妨げないすぐれものです。
そしていよいよ、いいやま音楽祭合唱団による「ベートーヴェン 交響曲第九番 ニ短調 作品125「合唱」より 第4楽章Presto」の演奏です。
この日のために6月から練習を重ねた歌声に、観客の皆さんからも「素晴らしかった」「感動した」という感想が寄せられました。
声は出せなかったものの、「ブラボー!」と感想に書いてくれた方も多数。心の中の喝采は、合唱団にも届きました。
合唱の様子はTwitterやInstagramにも投稿してありますのでご覧ください。
多くの人たちの協力、多くのお客様のご来場を得て、音楽祭を盛大に開催することができました。
皆様、ありがとうございました!