第4回なちゅらる寄席 三遊亭ときんワンコイン落語を開催しました

12月18日(日)、文化交流館小ホールで、本年度最終回の「なちゅらる寄席」を開催しました。

三遊亭ときん師匠

今回ご登場いただいたのは、5月の第1回以来のお目見え、三遊亭ときん師匠です。

もともと、ときん師匠が学生時代、信濃平で落語研究会の夏合宿をされていたというご縁で実現に至ったこのなちゅらる寄席。そんな師匠を歓迎して、終日雪という天気予報は大ハズレとなり、穏やかな好天に恵まれ、約80名のお客様にご来場いただきました。

 

本日の一題目は「時そば」。
そばの屋台で勘定をごまかすところを見ていた男が、自分も同じことをしようと目論んで…という噺です。

時そば

落語の中でも有名で、多くの方があらすじをご存知の噺ですが、語り口調、仕草、間のとり方など、流石の名人芸で会場には何度も笑いが起こりました。

 

二題目は「御神酒徳利」。ひょんなことから失せ物占いが評判になった、大店の番頭さんの噺です。

失せ物占いに使うのは「そろばん」で、扇子をこれに見立てるのですが、師匠の手にかかればあたかも本物の珠を弾くよう。
ご来場のお客様からも「本物のすごさを感じた」という感想をいただきました。

5月の「いいやま」に続き、今回は「なちゆら」をよみ入れた色紙をいただきました。

ときん師匠、楽しいひと時をありがとうございました。