津軽三味線奏者 浅野祥ライブを開催しました

9月10日(土)、なちゅら大ホールにて、「津軽三味線奏者 浅野祥ライブ」を開催しました。

お招きした浅野祥さんは、5歳で津軽三味線を始め、16歳で津軽三味線全国大会(弘前)最高クラスを三連覇し史上最年少で同大会殿堂入りを果たした奏者です。

浅野祥さん 演奏

その迫力ある演奏に、ご来場の皆さんも魅了されました。

浅野祥さん トーク

演奏だけでなく、曲の合間には三味線や民謡、ご自身のエピソードなどの楽しくて興味深いお話も。

東北民謡メドレー

「東北民謡メドレー」では浅野さんの披露する東北地方の民謡に合わせ、会場の皆さんで手拍子。

本当は合いの手や掛け声もいれたいところだったのですが、それでも会場全体で盛り上がることができました。

リベルタンゴ

三味線の可能性を追求する浅野さんの演奏は民謡・古典にとどまらず、映画音楽「第三の男」やタンゴ楽曲「リベルタンゴ」のご披露も。

ご来場の方からも「三味線がこれほど多彩な楽器とは驚きでした」との感想が寄せられました。

そして、浅野さんご自身が作られた「Miss my home」の演奏。

浅野さんに最初に三味線を教えてくれたのはお祖父様で、本職は大工さん。そのお祖父様がつくられた浅野さんのご実家は東日本大震災で被災し、その柱を使って作られたのがこの演奏で使った三味線だそうです。

思いのこもった演奏に、「感動した」「涙が出た」というお客様が何人もいらっしゃいました。

いつかまた

アンコールでは、ご縁があればまたなちゅらで、と歌詞に織り込んで歌い上げてくださった浅野さんの素晴らしい演奏とお人柄に、「また聞きたい、また来てほしい」という要望が多く集まりました。

浅野さん、素敵な演奏をありがとうございました。